購書ときどき読書、まれに訪書
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今日買った本
サンカの真実三角寛の虚構 サンカの真実三角寛の虚構
筒井 功 (2006/10)
文芸春秋

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子供の頃から、「サンカ」というものになぜか興味があった。だけど三角寛の著作は存在は知っていても、現物を見る機会がほとんどなかった。すでに稀購本だったのである。近年、三角の著作がまとめて出版され、サンカに関する著作もボツボツ出るようになった。が、本書のまえがきを読むと、三角のサンカ本は、ほとんどずべてが「ウソ」だ、というのである。それだけでインパクト充分。三角と交流があった元サンカに直接取材し、三角の「ウソ」を暴いて行く…
芸術とスキャンダルの間――戦後美術事件史 芸術とスキャンダルの間――戦後美術事件史
大島 一洋 (2006/08/18)
講談社

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掲げたのは講談社現代新書からの新刊だけれど、今月になって平凡社新書からも、大宮知信『スキャンダル戦後美術史』というものが出版された。異なる会社の新書から、ほぼ同時期に似たテーマの新刊。わずか2ヶ月の違いだけれど、遅れた方は、ちょっと口惜しいのじゃないかしらん。
今回は、世間を騒がせたウソを扱ったものが多くなった。たまたまなんですが。
他に、
・ミシェル・フイエ『キリスト教シンボル事典』(武藤剛史訳,白水社・文庫クセジュ)
・桂文我『落語「通」入門』(集英社新書)
・水木しげる『貸本まんが復刻版・墓場鬼太郎1』(角川文庫)
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今日買った本
硬軟取り混ぜて7冊ほど。
日本後紀(上)全現代語訳 日本後紀(上)全現代語訳
森田 悌 (2006/10/11)
講談社

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まずはお堅い方から。
『日本後紀』の文庫本が出る、ということがそもそも驚きなのだけれど、中身を見てみたらなんと原文付。講談社学術文庫では、これまでに『日本書紀』『続日本紀』が出ているが、原文付は初めてだろう。全3巻の予定の由。
他に、
・鳥越健三郎『出雲神話の誕生』(講談社学術文庫,2006.10.10,253頁,\880〈本体〉)
・山川菊栄『覚書 幕末の水戸藩』(岩波文庫,7刷,453頁,¥860〈本体〉)
・小池寿子『死を見つめる美術史』(ちくま学芸文庫,2006.10.10,\246〈本体〉)
お次は軟らかい方。
官能小説用語表現辞典 官能小説用語表現辞典
永田 守弘 (2006/10)
筑摩書房

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「赤い傷口」「赤いしずく滝」「赤いダリア」「赤い沼」「赤いビロード」…
他に
・小沢昭一『珍奇絶倫 小沢大写真館』(ちくま文庫,2006.10.10,342頁,\950〈本体〉)
そして、硬いんだか軟らかいんだか、よくわからない本。
西鶴と浮世草子研究 (Vol.1) 西鶴と浮世草子研究 (Vol.1)
中嶋 隆、篠原 進 他 (2006/06)
笠間書院

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東京古書会館
かたぎ

本日は「城南古書会」。
雑誌ってやつは、ほんとうにいろいろなモノがある。国会図書館に所蔵されているかどうか、なんて珍しさの基準にはなりませんな。
本日入手したのは、『かたぎ』という雑誌(第1巻第2号,1956年8月号,定価80円)。これも種々の検索をしてみても、さっぱり素性がわからないもの。山田春翁という人(この人もどういう人か不明)が村上元三やサトウ・ハチローといった作家に協力を仰いで創刊した雑誌の2号目ということらしい。読物(小説・落語講談速記…)が中心だが、浅草を中心とした東京の下町に関するコラムがちりばめられている。町火消しのカシラによる座談会なんてものも掲載。「新吉原カフヱー喫茶協同組合」や「吉原幇間連中」の書中見舞広告もアリ。

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東京古書会館
謳懐中鏡

本日は「和洋会」。
上に画像を掲げたのは、『謳懐中鏡』というB6版大の小冊子。「コムパクト」と読ませている。能楽の愛好者向けの読物誌といったところ。
向って右は「第1期第3号」(武勇伝号,32頁)で左は「第2期第1号」(道成寺号,63頁)。刊行時期はそれぞれ1933.1120と1934.4.20。発行は「わん屋書店」(第2期第1号では「わんや」)とあるので、現在の「わんや書店」の前身でしょう。「謳物ひろめ会」の編集とある。ほとんど装丁の見た目だけで購入。
本日ほかには、『天一坊実記』全3冊(古今実録第2号上・中・下,栄泉堂,1882.6再版,総64丁)および『近世実録全書12 慶安太平記・天草騒動・雲霧仁左衛門・鏡態院』(早稲田大学出版部,1918.8.15)。

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中国の新刊から
雪国之櫻 雪国之桜―図説日本女性
池雨花・編著 (2006/04)
団結出版社(中国・北京)

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中国の新刊書は、日本の中国書専門の取次店の目録をチェックして、興味があるものはけっこうマメに買っている。
だいたいは仕事上「いつか役に立つかもしれない」と思われるものが中心なのだけれど、たまァにまったく興味本位で注文してみることも。
掲出した本は、世界各国の女性像をレポートするシリーズの1冊。写真が大量に挿入されていて、見ていて楽しめる。―というか、たぶん中国的には、「黄色書」的な画像が多いのだと思う。
傾向として、《ゲイシャ》か現代の過激なファッションかの両極端のタイプに焦点が当たっている印象で、多少違和感もあるのだけれど、中国の現代の編集者の目から見た日本のイメージがうかがえて面白い。
女優だと山口百恵と栗原小巻の扱いが特別大きい。宮沢りえもけっこうよく言及される。田中麗奈は写真が2回使用されているけれど、「端正で美しい伝統的日本女性」とか「日本の美少女」といったキャプションがついているだけで、固有名詞は載っていない。
韓国・朝鮮との混乱もわずかながら見える。

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