購書ときどき読書、まれに訪書
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「面芝居」?
顔芝居

ちょっとこのところご無沙汰だった古本市での買い物の話をば。
明治ごろのものでしょうか、なにかの興行の割引券のようです。
「元祖・面芝居」とあるけれど、「面芝居」って?
幕末から明治にかけての寄席芸人・松柳亭鶴枝(初代)は、今で言う「百面相」なのだが、役者の顔真似のようなことをしたらしい。枝鶴の2代目はさらに道具入り芝居噺に力を入れた由。おそらく、役者の声色ばかりではなく、初代ゆずりの顔真似入りで演じたものでしょう。
この「面芝居」も、「衣装・道具」ばかりでなく、義太夫の出語りまで入った派手なものであったようで(もっとも広告の大げささを割り引く必要はあるでしょう)、鶴枝の流れを汲む顔真似入りの芝居噺のようなものだったんでしょうか?
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米窪明美『明治天皇の一日』
明治天皇の一日 皇室システムの伝統と現在 明治天皇の一日 皇室システムの伝統と現在
米窪 明美 (2006/06/16)
新潮社

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(新潮新書,207頁,\680〈本体〉)
面白い。
明治天皇がフツウの一日をどんなふうに過ごしたか、ということを、身辺に仕えていた人々の証言によって再構成している。
明治天皇は日中、ほとんど座らなかった、とか、
「数取り」と呼ばれる独特の暇潰しの遊び、とか、
天皇の夜の習慣、とか、
「殿上童」の制度って、明治天皇の時代にはまだ実態があったのね。しかもそれが、将来の幹部候補に対する独特の教育システムとして機能していることに、感心した。
とにかく読み飽きない。このテの興味深い事実・エピソードを連ねて行けば、もっと分厚い著作がかんたんにできてしまうのではないか。その成果を期待したい。

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古川ロッパとレヴュー時代
古川ロッパとレヴュー時代

(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館,2007.5.18,76頁,¥1,200〈税込〉)
サブタイトルは「モダン都市の歌・ダンス・笑い」。
大正期から昭和30年代あたりまでの、日本の軽演劇・レヴューの歴史が概観できる展示。いろんなものがフロアーいっぱいに、所狭しとひしめいています。この時代のこの分野に関心がある人、必見。
図録も、展示品すべてではなけど、ほぼ網羅して写真を掲げ、解説が示されている。

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