購書ときどき読書、まれに訪書
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纐纈久里編『妖怪カタログ』
妖怪カタログ
(2008.10.23,111頁,非売品?)

神保町で和本類を専門に扱っている古書店「大屋書房」の4代目が編集した古書目録。
意外なことに、大屋書房単独の目録は半世紀ぶりの刊行だそうだ。しかも、ただ新入荷の品々を並べたものでなく、タイトルのとおり、「妖怪もの」ばかりの特集。こりゃァすごい。
おなじみの『百鬼夜行絵巻』の各種写本・刊本をはじめ、江戸期・明治期を中心に、あるわあるわの261点。写真はオール・カラー。装丁もご覧の通り凝ったもので、内容ともども、後世このカタログじたいに古書としての価値が出るんじゃないでしょうか。
もちろん、すべて売り物なので、値段つき。この志に、購入というかたちで報いたいのはヤマヤマなれど、やっぱりどれもイイ値段でして…

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テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

佐復秀樹訳『ウェイリー版 源氏物語』1(平凡社ライブラリー)
源氏物語 1 ウェイリー版 (1) (平凡社ライブラリー む 4-1)源氏物語 1 ウェイリー版 (1) (平凡社ライブラリー む 4-1)
(2008/09)
紫式部

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(2008.9.10,平凡社,628頁,\1,600〈本体〉)

イギリスの東洋研究の泰斗、アーサー・ウェイリーが英訳した『源氏物語』を、日本語訳する試み。全部で4巻とのこと。
以前、日本文をWebの自動翻訳にかけて英訳したものを、もう一度日本語訳して、元の日本語と対照させて面白がる、という趣向の本が出たけれど、本書を書店で見かけた瞬間、それを思い出した。
もちろん、自動翻訳ではないから、機械的な翻訳のヘンテコさと同日には論じられないけれど、なかなか興味深い試みだと思う。ウェイリーじしんの誤解もときどきあるようだけれど、『源氏物語』を異文化から眺めると、こんな感じになる、という好例を、英語に堪能でなくとも垣間見ることができるというもの。
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