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やっと出た『フレッド・アステア自伝』
フレッド・アステア自伝 Steps in Time フレッド・アステア自伝 Steps in Time
フレッド アステア (2006/10)
青土社

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(篠儀直子・訳,453頁)
ミュージカル映画、好きなんですよ。小学生の頃から好きだったように思うけれど、意識して観るようになったのは大学に入ってから。学部生当時(1980年代後半)、都内の名画座では、ときどきミュージカルの特集上映があったんです。学生個人がビデオデッキを持つのにはまだちょっと早い時期で、昔の映画ももっぱら映画館で観た。そのことは、なかなかいい経験だったと思っている。
そんな中で、フレッド・アステアとの出会いもあったワケだけれど、上掲の書の訳者も、当方とほぼ同世代で、同じように大学生時分に名画座でアステアに出会ったらしい。ご同慶の至り、と言おうか、同病相哀れむと言おうか。まァこっちはいまだにあくまでも素人ですが。
ミュージカル関係の著述の中でしばしば言及されるアステアの自伝の邦訳がようやく出版されたのは嬉しい限り。しかし、この原書、今から半世紀近く前(1959年)に出版されたものなんですね。アステアが還暦のころ。彼にはまだ30年近くの人生があったわけで、晩年まで含めた自伝も読みたいもの。それにしてもなんで今まで邦訳が出なかったんでしょ?
1987年、アステアが死去したとき、早稲田の文学部では、大学院の演劇専攻の有志学生(だったと思う)が、追悼の上映会を開催した。ジンジャー・ロジャーズと共演してRKOで撮ったシリーズのうちから“踊らん哉(Shall We Dance)”(1937)だった。往年の名ミュージカル・スターの死を、極東の大学の学生たちがひっそりと悼んだのである。そこに列なっていた、ということも、学生時代の忘れ難い思い出のひとつ。
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