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終戦直後の寄席演芸誌『新演藝』
新演藝

終戦の翌年、1946年から14号に渡って刊行された落語を主とする寄席演芸専門誌に『新演藝』がある(光友社,創刊号定価¥4.50)。1949年3月発行の第14号まで刊行された。
いちおう月刊をうたっているが、約2年半で14号というのだから、かなり不定期だったことがわかる。まだ出版物も配給の時代。ちなみに当初4円50銭だった定価は、第12号では40円になっている。
創刊から第3号までの表紙がなぜかバックス・バニー。
とにかく昭和20年代前半の寄席演芸の動向が知られるばかりでなく、歴史的史料価値がある情報が詰まっている。創刊時、古今亭志ん生・三遊亭圓生が大陸に行ったきり音信不通状態。まだ初代桂小南なんかが生きていて、第2号の座談会に登場している。
端本はよく出るので、数冊バラで持っていたのだけれど、14号揃いが売りに出たので、この際だからと購入。
ちなみに大正時代に同名の雑誌が定期刊行されていたが、そちらは歌舞伎を中心とする演劇誌。「演芸」ということばは、かつてはむしろいまの「演劇」というのにほぼ等しい意味で使われていたことは、他に『演芸画報』という歌舞伎専門誌が存在したことからもうかがえる。

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