購書ときどき読書、まれに訪書
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東京都立中央図書館
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関根只誠『只誠埃録』の巻203を影印で読んでいて、欄外書き込みに『秀鶴日記』なる文献からの引用があった(上掲写真はその箇所のコピー)。『国書総目録』によると、同名の写本が日比谷図書館蔵として記載があった。実物を確かめてみよう、と出かけてみる。
日比谷図書館がかつて所蔵していた旧写本は現在は有栖川記念公園内の都立中央図書館の貴重書室で閲覧できる。
で、出てきた『秀鶴日記』(2冊)は、初代中村仲蔵の日記ではなく、『手前味噌』の著者として知られる3代目のものらしい。天保12年(1841)~弘化元年(1844)の間の日記。『只誠埃録』が引用しているのは、記事の内容からして、初代仲蔵のものと思しいので、別の文献であることが判明。いちおうそれでもせっかく借り出したのだから、ひととおり目を通してみる。芝居興行の裏側が知れて、資料としては面白いものに違いない。
『只誠埃録』は関根只誠が目にした様々な文献からの抜書きから構成されているが、とにかくその文献の量がハンパじゃない。その上、引用の文献は少なからず現在では散逸したり所在不明になっているもの。けっきょく、初代仲蔵の日記も、現在では原本は所在がわからないようだ。
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