購書ときどき読書、まれに訪書
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『文五郎藝談』(桜井書店)
文五郎藝談


一昨日の金曜日は例によって東京古書会館。「書窓会」。
『万葉集大成』版の『万葉集総索引』が3冊そろいで600円というとんでもない値段で出てたので、買って、必要としている人に譲る。(自分はすでに2部持っているので。)
装丁に惹かれて求めたのが掲げた1冊。文楽の人形遣いで晩年に難波掾を受領した吉田文五郎の芸談。中山泰昌という人が聞き書きを再構成したもののようだ。1943(昭和18)年に出版されたものを戦後(1947年10月)に改装して再出版したもの。昨日求めたのは、その再版(1948年9月,176頁,定価190円)。まだ物資が乏しい時代であったはずで、紙質などもけっしてよくはないが、せいいっぱい意匠を凝らしていることが伺えて、いとおしく感じた。
吉田文五郎はこの改装版出版時にすでに80歳になんなんとしていたが、その後も長命を保ち、その舞台姿はVTRにも残っており、芸をしのぶことができる。明治2年生れの名人の芸談は、なにもかもが現代離れしていて、読み飽きない。総じて、舞台人・芸人でその道に名を残した人の芸談につまらないものはないような気がする。
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テーマ:古本 - ジャンル:本・雑誌

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