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『西行の仮名』(出光美術館)
西行の仮名

(出光美術館,2008.2.23,136頁,\2,000)

平安末期の歌人・西行にちなむ仮名資料を一堂に会した大企画。たぶん、相当ハイグレードな展示なのだと思う。時雨亭の蔵書があれだけまとまって貸し出されることだけでも、ちょっとないのではないか、と思う。(シロト了見にね。)
冷泉家から流出した俊成・定家父子の歌集書写事業に関わる写本やその切が巷間でなぜ「西行筆」と見做されるようになったのか、ということをめぐる考証は誠にスリリング。そしてそのスリリングな考証を、実物を使って解説してしまうというのが、この展示の魅力だと思う。
ただ、すごいわりに文字中心の展示なので、広く世間に訴えるアピール性はないかもしれない。だから比較的お客さんの入りはうすく、それがまた観る側にとっては、ゆっくり自分のペースで観ることができてありがたい。

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