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『神代神巻短歌』
神代神巻短歌


古書市で入手。墨付全47丁。
奥書によれば、享保9年(1724)の成立。「亮任卿」と呼ばれる人物が、子供向けの『日本書紀』神代巻の啓蒙として、その内容を長歌に仕立てたものの由。それを、享保19年に実便なる人物が書写した、という。『国書総目録』や国文学研究資料館の「古典籍総合目録」などで、いろいろと検索してみても、一向に引っかからない――書名でも、著者でも、書写者でも。そもそも著者・書写者ともに素性が知れません。乞御教示――ので、いちおう「天下の孤本」ってヤツかもしれません。
このブログでも紹介した、東洋文庫で活字化された『和歌職原抄』は、宮廷の官職を和歌にして覚え易くしたものだったけれど、これはその神話ヴァージョンってところでしょう。本書の書名で「短歌」というのは、この場合、「長歌」のこと。『古今和歌集』で長歌をそう呼んでいるところから、それに倣ったもので、用例は少なくない。
このテの、初学者向け暗記用和歌集は、どうも各種製作されたらしい。国文学研究資料館の「古典籍総合目録」でためしにタイトル検索で「短歌」で検索かけてみると、それらしい書名がいくつかひっかかってくる。
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