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四コマ漫画
四コマ漫画―北斎から「萌え」まで (岩波新書)四コマ漫画―北斎から「萌え」まで (岩波新書)
(2009/08)
清水 勲

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岩波新書の新刊『四コマ漫画』(清水勲著,2009.8.20,185頁,\740〈本体〉)を買った。副題に「北斎から「萌え」まで」とある。新聞・雑誌の四コマ漫画は、やっぱり欧米の形式を真似るところから出来するらしいんだけれど、日本でも、江戸時代には、コマ割りの挿絵でストーリーなどを表現する様式は独自に出来上がっていたことも指摘される。
おそらく日本独自のヨンコマ表現の現われとして考えられるのだろう、西村芳藤画の『新版しんぶんづくし』なる1枚刷物が紹介されている(同書19頁)が、同じ題の刷物を私も最近手に入れた。
新版しんぶんづくし
清水氏著書に紹介されているのと同じ西村芳藤(藤太郎)画の同題刷物で、刊記まで「明治九年七月十二日御届」で一緒だけれど、掲載されている事件は、まったく異なる。版元は「浅草南馬道新町十七番地 小玉孫七」とある。8つの市井の事件を、それぞれ四コマで報じている。「しんぶん(新聞)」だから、そのときそのときの出来事を報じる異版があって不思議ではないのだけれど、刊記の日付までが一緒ということは、このシリーズの出版許可を取った日付を掲げてあるだけで、実際の出版は少しずれるのかもしれない。
描かれた人物は、男性はほとんど丁髷姿だが、1話だけ断髪姿が見られる。明治9年の風俗を反映しているのだろう(一応「断髪令」は明治4年に出ているけれど)。
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